起業したときから、すべての決定は経営者ご自身がおひとりで行わなければなりません。あたりまえのことではありますが、実は誰かに意見を聞いてみたい、不安を聞いてもらいたい、方針を多角的に検討してみたいなどの気持ちはございませんか？

弊所の標準的なサービスとして、毎月のご訪問時に試算表のご説明をいたします。それはただの一方的な説明の時間ではなく、その説明から生まれる様々な疑問や気づきをぶつけていただき、ご自身の会社について深堀できる貴重な時間となります。その際、「じゃあ、来月までにここを重点的にやってみるよ」「次は見ててよ、売上総利益を上げて見せるから」など、不思議と目標が定まるものです。これが「ひとり取締役会」です。私どもはあくまで黒子、主役は経営者の皆様です。

会計事務所に領収書を送って音沙汰無しという事務所も少なくありません。我々が大事にしているのは、会計処理をして終わりではなく、そこから会社の現状がどうなのか、打つべき対策が何なのかを経営者と一緒に協議し、ネクストアクションに繋げることです。会社の試算表・決算書を使って、現在の課題とこれからどこに手を打つべきかを共に考えていきます。

給与の妥当性を測るのは業界によっても差があり簡単なことではありません。一方、労働意欲を向上させるための給与額の見直しや、昇給の仕組みづくりは人材確保においても非常に重要です。
また、固定給の額面を上げるのは会社側の負担も大きくなりますので、どの様に従業員へ還元していくか、工夫の仕方をアドバイスいたします。

資金繰りの改善や対策も、試算表を紐解きながら考えていきましょう。融資を申請する前に、まずは現状を把握してどこにキャッシュフローの改善の余地があるかを探ります。複数の銀行から借入れを行っている場合など、借入状況は経営者の頭の中だけで、あまり従業員には知られたくないという方もいらっしゃいます。第三者であり、ビジネスパートナーとして状況を汲み取りながら寄り添います。

大きなお金を動かす際にはタイミングや資金的余裕があるかを見定めアドバイスいたします。
また、収益性のシミュレーションを作成し、どれくらいの投資が、どのくらいの期間を掛けて、どれだけの利益を生み出すか想定します。

新しい事業へのチャレンジを後押しします。
私たちの役割は数字に表れる会社の状態を見ながら、経営者と共に伴走することです。ビジネスチャンスを見抜くのは、その分野のプロである経営者ですが、そのチャンスを逃さず思い切って挑戦できる環境を整えます。また、弊所には事業会社や大手コンサルティング会社出身で新規事業立ち上げの実績が豊富な税理士が在籍しています。